バイク駐車場の集客手段
バイク駐車場を探されている皆様は、あまり馴染みのない話だと思いますが本日も経営の裏側をお伝えしたいと思います。
集客ツールが乏しい
これはバイク駐車場という特殊かつ限定された業種だからこその問題であり、我々駐車場管理者がクリアすべき最大の問題でもあります。
もし引っ越しをしたいのでお部屋を探そう!となれば普通は不動産ポータルサイトを検索されると思います。
もし自動車の月極駐車場をお探しなら、全国展開している駐車場運営会社は幾つもありますし、それこそgoogle検索で「月極駐車場」とダイレクトに入れても多くのヒットがあります。
何故バイク駐車場と検索してもあまりヒットしないのか?(バイクコンテナは少し私達の駐車場とは業態が違うので別の話とします)
現状不動産オーナーがバイク駐車場をやりたいと思っても、独力で募集を掛けるか、サブリース会社に場所を借り上げてもらい、募集して貰うかの2択です。
理由は、一般的な不動産仲介業者さんは、残念ながらバイク駐車場の潜在的な可能性やニーズを理解しているとは言い難く、下手をすると駐輪場の延長として考えている場合すらあるためです。
そして、それを見透かしているバイクユーザーさん達もはじめからそのような会社で駐車場を探さない場合が多いのです。
コンテナでなければサブリース
サブリースのバイク駐車場市場は、寡占状態なので、大きな声では言えませんが、サブリース賃料が物凄く低いです。売上の3割とかしか無い場合もあります。要するにオーナーが利益を得られない構造になっています。
そのため、オーナーもオーナーで「どうせ余り利益を得られないのだから多額の設備投資はやめて、空いた通路とか駐輪場の一角に手を加えずにそのまま貸し出してしまおう」と考えるのです。
まとめ
サブリース会社が悪いとか、そういうオーナーが悪いとか言っている訳ではなく、こういった不幸な連鎖があり、それが大型二輪車の駐車場事情を更に悪くしているのです。
しかし裏を返せば、構造の一角に穴を開けてしまえば成長余地の大きい市場があると考えていますし、間違いなく多くの人に喜んでもらえる。それが私達がバイク駐車場を始めた理由でもあります。
とりとめのない話になってしまいました。志と呼べるほど大した物でもないです。しかし、少しでも共感して頂けたならば、ひっそりと応援して下さると幸せです。
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