不動産での資産形成は結局投資なのか?事業なのか?

私はご存知の通り不動産賃貸業として個人事業を始めて、法人成りしましたが、この不動産というものを巡って「投資」なのか「事業」なのかという所がよく意見が分かれる所でもあります。

不動産の運用は有価証券とは根本的に違う

結論から言うと、不動産はすべからく事業だと私は思っています。

中長期の保有を前提とするのであれば、そこには当然空室募集やリフォームの計画、出口をどうするかというビジョン(何年保有するのか?オーナーチェンジで売却なのか、解体更地にして土地として売却なのか)

そもそも何の為に保有するのか(共同担保用なのか、キャッシュフロー用なのか、節税なのか)も重要になって来ます。

短期売買を前提とするにしても、結局はその売却益で次の物件へ繋げていく訳ですから、短期売買=投機として見るのではなく、ひと繋がりとして見るべきです。

そうなると、およそ不動産に関わる全てが経営判断であり、緻密な計画が必要なのです。

株式や債券を否定するわけではなく、私も幾らか保有はしていますが、この「計画をして判断する」という点が不動産と有価証券等の大きな違いであり、投資と事業を分ける点だと思います。

投資も事業も社会のためにあるべき

一つ言える事は「投資だから悪で事業だから善」ではなく、投資も事業もこの世の中を支える重要な要素という事。それならば社会のためを考えて取り組んでいかなければならないという事ですね。

(会社へ投資する者が居なければ会社は立ち行かない。ちなみに私は進学も就職も結婚も自宅購入も全て広い意味では投資だと思っています。)

これからの世の中を支えて立っていく若者達は、どうか投資=悪(あるいはギャンブル)と捉えるのではなく、真に社会のためになる投資。自分のためになる自己投資をしていって貰いたいものです。

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